
レストランから南側は由布岳の麓、広大な牧場が広がっています。
この厳しくも雄大な自然に生きる牛を見て、私は思わず感嘆しました。
この光景は、いろんなことを意味し、私の想像力をかきたてました。

まず、雪の上で生きるこのたくましい牛たちは、寒さから身を守るため、絶えず血流を
活性化させています。結果、血行がよくなり、それは内臓の健全につながります。
体の芯は常に温まっており、高い免疫を維持しています。
加えて、この雪では満足に餌(草)にありつけません。
これは、事実上の断食となり、体内のリセット、つまり浄化をする格好の機会となります。
そしてもうすぐ訪れる春は、一年で最も良質の酵素(野草)が野山に次々と芽を
出します。 この牧草を食べ、更にたくましく成長するのでしょう。
すべてが理に適った環境がここにあります。
おそらくこの牛たちの生乳は、とても美しく、質が高く、生命に溢れていることでしょう。
動物性の食材は原則として使うつもりはありませんが、この牧場の牛の生乳なら使って
みたいと、思わせる朝の風景でした。