
別の用件で立ち寄った地元の農協系の小さな八百屋の陳列棚を眺めていると片隅に
野生の『セリ』があるのを発見。
100円だったので、即購入。このような逸品が季節ごとに出てくるのが、
いかにもローカル・マーケットらしい。
野山で自生している朝採れの野草をいただく絶好の機会を得ました。
ところで、セリとはハーブの一種で、苦味、香りがあるのですが、βーカロテン、
カルシウム、ビタミン各種が豊富で、天然ものは素晴らしく身体に良いのです。
血圧の高い人、肌が荒れている人、冷症の人のは最適です。
早速、私のテキトー料理(わずか3分30秒)で即興の『野のセリ・スープ』をつくりました。
?鍋で湯を300ccほど沸かし、かつお節粉末を少々入れる。
?煮立ったら弱火にして、黒ごま油を小さじ2弱、自然塩で味を調えながら、
ざく切りにしたセリを落として、ひと煮立ちすると出来上がり。
最後にブラック・ペッパーを振る。
※(ちょっとしたコクの出すのにカツオ粉末は大変便利です。とにかく風味!
この感じはグルタミン酸系の化学調味料には絶対に出せない!)
手前みそになりますが、スープはシンプルながらとても美味しかったです。
セリの苦味、香りと黒ゴマ油のまろやかさが重なり合って、塩と黒コショウで味が締まる。
私は、毎日、黒ゴマ油と自然塩を摂ることを日課としているのですが、このスープで
本日もノルマ達成です。
セリのような香りの強い香草は、もともと好きではなかったのですが、ベトナムに何度か
行く機会があって、最初は苦手だった香草をふんだんに使った料理を食べ続けていく
うちに、次第に独特の香りと苦味の世界に引き込まれていきました。
しかし何故あの苦味、強い香りに惹かれるのか?一度、考えたことがあります。
結論。記憶をたどると、どうやら食べたあと、身体の中が気持ちいい感じがする、
そんな印象が何度か残っています。
おそらく無意識のうちに、その感覚を求めているのでは?
人間の食欲とは、実に巧妙に出来ているのかもしれません。
是非、一度お試しください。