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地鶏


0地鶏1.jpg

  先日、地鶏を買いに行く機会がありましたので、肉について触れてみます。

  結論から言いますと、残念なことに「安全な肉」=「汚染されていない肉」と

 いうものは、私たちの身の回りにはほとんどありません。


  なぜ汚染されているのか?問題は飼料(エサ)にあります。輸入飼料には

 人間の基準値の10倍以上の農薬が含まれ、その他にも抗生物質、ホルモン剤、

 その他成長を促進させる、あるいは伝染病を予防する化学物質が家畜に

 投与されます。


  しかし、これは決して生産者を非難しているのではありません。生産者も

 限られた条件の中、しかも薄利にもかかわらず、なるべく薬品を使わない

 ように努めている方が多いからです。

 


  むしろ問題の一端は、私たち消費者側にあります。手頃な価格で

 多種多様な肉を一年中、食べたい、供給側がこの欲求に応えようとすれば、

 必然的に生物の大量生産、そしてそれは効率的な化学的飼育しか道はない

 のです。

 

 

 


  しかし、そのような状況の中でこの「芝原さんの地鶏」は、安全性と

 味において、理想とも言える程の質を保っています。

  


 

地鶏2.jpg

  その理由は、この自家飼料にあります。自家栽培の有機米の米ヌカや、

 有機野菜の葉や残りクズ、牡蠣殻の粉、非遺伝子組み換えのトウモロコシや、

 土地の微生物などを配合した有機的な自前の飼料を与え、ストレスを感じさせ

 ない平飼いで飼育しています。


  当然、卵も肉も絶品です。あらかじめ時間をしておくと、その時間に合わせて

 新鮮な鶏を一羽さばいてくれます。 ササミやムネ肉、レバーはその日のうちに

 刺身でいただきます。砂ぎも、モモ肉は塩焼き、手羽先はコラーゲンがたっぷり

 含まれているので、時間をかけて煮炊きします。

   素晴らしい生産者がいると、わたしたちは心置きなく素材を味わい、滋養を

 いただくことが出来ます。

   買って頂いた方が自然と感謝の気持ちが湧き上がるような仕事を、私も

 心掛けねば、と改めて自分に言い聞かせるほど、味わい深い地鶏でした。

 

日時:2008年05月18日 21:14

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