
アマンダリ、アマンプロ、アマンジオ・・・。
世界中のホテル・フリークを魅了する「アマン・リゾーツ」。
ホテル・ビジネスにおいてマイナス要素とされる,
?辺境地という立地 ?部屋数を限定し贅沢なスペースをつくる
?高額の料金設定と人的サービスの極み
といった経営側にとって最も不都合な要素ばかりを集約し、異次元の空間をつくった
男こそ、アマンの創設者・エイドリアン・ゼッカー氏です。
私が高原の奥、水田と牧場、森と草原が見える,人が誰も通らないところにレストラン
を建てようと思い立ったのは、エイドリアン・ゼッカーに感化されたことが、大きく影響
しています。
ちなみにこの2枚の写真はバリ島・中部ウブドのアマン・ダリです。

バリ島・東海岸・チャンディ・ダサ、アマンキラのプライベート・ビーチ沖は、知る人ぞ知る
絶好のスノーケリング・スポットです。私は近くの安宿に泊まり、小舟を手配して、洋上から
対岸の森にひっそりと立ち並ぶアマンキラを眺め、「こんなことを思いつき、具現化して、
なおかつ人々を虜にする、とんでもない奴がいるんだなぁ」とすっかり脱帽し、
海に潜りました。今から13年前のことです。
以来、アマン、いやゼッカー氏はずっと私の憧れの対象であり続けています。
私が始めるレストランはアマンのような優雅さは微塵もありませんが、唯一
アマン的なテイストがあるとすれば、それは「ロケーション」です。ここは周辺360度、
すべてに生命が息づいている、この点においてだけは、少しだけアマンに近づけた
かな、と思っています。