
ドイツにヴァルト・キンダー・ガルテン(森の幼稚園)というものがあります。
学校は自然豊かな森や川、しかも特定の敷地を持たず、園舎もなく、塀や
戸口もありません。
自然そのものを教育環境とし、その中での遊びを感覚訓練として、園児同士の
社会性発達を育む、そのような目的で150年以上前に創設されたものです。
日本では考えられられないのは、雨の日もカッパを着て、野外で遊ぶということ
です。なんといっても園舎がないのですから、一年の大部分を外で過ごすわけです。
このような幼稚園がドイツ、イタリア、デンマーク全体で300以上、あります。

そういった意味では、ここ塚原は私の家族にとってのヴァルト・キンダーガルテンです。
子供だけでなく私や妻にとっても、大地、木々、草、空気、水が教室であり、、自然の中
での様々な現象を直に体験し、創造性や感性を磨く絶好の場となっています。
この田んぼの水路の水は、山の山頂からの山水に途中から温泉水が加わり、
ぬるま湯のような温かさで、ここに到着します。そしてこの水田のスタート地点と
して流れ始め、最終地である約50km先の宇佐平野の田に使用されます。
この水は、ここから50km以内に住んでいる様々な人たちの生活、とりわけ大切な
食である・米作りに使われるもの。
見えないけれど、実はいろんなことが繋がっているんだと、田んぼや水は物語って
くれているようです。