
昨日、梅畑に行き、もぎたての「梅酵素液」づくりをはじめました。
さて、「酵素」とはなんでしょう?
簡単にいえば、体内で食物を分解して、ビタミンやミネラルなどの
様々な栄養素を血液が吸収し易いように働いてくれる物質です。
私たちはこの「酵素」がなければ、せっかく身体にいいものを食べても、体内に吸収
されず、未消化のまま排出されます。しかし人間は酵素を自ら体内でつくることは出来
ないので、何らかの食品で外部から摂取する必要があるのです。
しかし、その大事な酵素は42度以上の熱で死滅します。ということは味噌汁には
酵素はない、しょうゆは加熱殺菌して商品化しているからこれも無理、漬物や納豆は
添加物だらけ、市販の大変高価な酵素ドリンクも90度の加熱が義務付けられているので、
ほんとに酵素があるのか?という疑問がごく自然と湧くわけです。
このような事情から、独自の酵素液を造る必要を感じ、数年前から造り
始めました。
よく「発酵食品を食べましょう」というのは、発酵食品=酵素がたくさん、つまり
酵素を摂りましょう、という意味も多分に含んでいるわけです。
そこで、私は自分が納得する酵素液を造るため(その理由は後述します)
?完全無農薬の梅、?しかも品種は最適種の「鴬宿梅」(おうしゅくばい)、
?摘み取るのは「酵母」がたくさん着いている雨上がりの翌翌朝、
という非現実的な厳しい条件を梅農家の方に相談・依頼して、何とか梅畑から
120kgの青梅を摘み取ることができました。

そして、これを早速、80リットルの漬物樽4つに振り分け、種子島の洗双糖と青梅を
サンドウィッチのように交互に重ね、仕込みました。
「酵母」がたっぷりついた朝採れの梅、しかも完全無農薬のものを仕込んだ満足感に
しばし浸りながら、これから約2週間、浸透圧の関係で梅の液汁がどんどん出てくるのを
待ちます。
ところで「酵母」とはなんでしょう? 「酵素」との違いは?
酵母とは、たとえば、ブドウやリンゴの表皮に白い粉のようなものが着いている、
あれを酵母といいます。単細胞生物で、酵母菌ともいわれ、発酵をさせる性質を
もっているのです。「酵素」は物質であって生物では無いので、文字通り「酵母」は
酵素の母、といえる存在です。
それでは、これから約2週間、酵素液の仕上がりを随時、レポートしていきます。