
梅を漬けて2週間後の状態です。
樽の中は果汁に溢れています。
これは「発酵抽出法」といって、搾ったり、煮たりする方法とは
異なり、外的な力ではなく、自然の理で成分を出す理想的な術です。
作物から浸透圧によって出てくるエキスは、すべて果実から自然に
したたり落ちてきたものです。
一方、青汁のように、無理やり搾ると、不必要なものまで出たり、
煮出したりすると、熱で成分が変質したりします。

さて、この抽出液を、さらしを敷いて濾しました。
味を見てみると、甘酸っぱくてとても美味しく仕上がっていました。
この果汁のなかには、天文学的な数の酵母菌に溢れています。
これを水で5倍ほどに薄めて飲むと、大量の善玉菌が腸内に入り、
腐敗を促進する悪玉菌を相対的に上回り、消化と分解を行い、いわゆる「快腸」
の状態になっていきます。
酵母・酵素とは、身体を内側からキレイにする日々の健康に欠かせない
生物・成分なのです。
残った梅は、ジャムにします。また、その中で状態の悪い梅は、畑に播くと、
作物の葉に微生物が着き、作物のミネラルバランスを良くしてくれます。