
目の前にそびえ立つ由布岳。
夕刻になると、全体に影がかかり、色濃くなる瞬間があります。
わずか5分ほどですが、存在が一層際立つのです。
山が一つ在るだけで、雲や霧、雨や虹、影や闇や風が生まれ、
本当に刻一刻と、自然の動きを感じることができます。
そして、その微妙な変化を目を凝らして追い続けていくと、気が付けば
すぐに一?二時間が過ぎていくのです。
神々しい瞬間は、晴天の日中より、むしろ日没寸前や、雨の日、漆黒の夕闇、
など、あまり人間が外で活動していないときの方が多いようです。
私にとって、由布岳はいつも特別で、格別です。